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I From Japan Staff Blog

I From Japan の開発者ブログです

ゴリラシリーズ【02】演出「概要」編

 

 

blog.i-fromjapan.com

 

また会いましたね。
I From Japan のネットゴリラこと 吉本豪太です。

本日は予告通り『演出』について話して生きたいと思います。

 


まずは、世の中にある色んな演出を紹介していきましょう・・・

 

 


一昔前の「演出」とは、いわゆる映画における監督、またその行為を指す言葉でした・・・

 

 


演劇』で演出を担当する者は演出家と呼ばれて、総合芸術である演劇において、全ての表現(俳優の演技、舞台美術など)を統括し、
方向性を与え調和をはかる役割
を持っています。

 

同じ戯曲でも、その演出家の個性によって演劇の色合いが大きく変わってくるのです。

 

 

 

テレビ番組』で演出を担当する者はディレクターと呼ばれます。
テレビドラマに限らず、バラエティー番組などのあらゆるテレビ番組に演出が存在しています。

 

演出はいわば、番組の雰囲気を作るものであり、番組の出来不出来を分けるものと言えます。

 

 

バラエティ番組でのスタッフロール上では番組全体の演出を掌るチーフディレクターを「演出」
 

副調整室で演出進行を執るディレクターやロケ取材担当ディレクター、フロアディレクター等を「ディレクター」として区別しているケースが多いです。


また、規模の大きい番組では

チーフディレクター数名のさらに上に立って指揮を執る「総合演出」という担当が存在する番組もあります。

 

ただし、一部の放送局やその他の系統の番組ではこれらの表記と異なる場合もあり、

演出という肩書きをもって同じ業務内容であると判断することはできないのです。

「めんどくさいですね」


ですが、いい面もあれば悪い面も・・・

 

 

例えば、ニュース番組やドキュメンタリー番組や実録風のバラエティー番組など「事実」を扱う番組においては、演出表現の行き過ぎによって、演出がやらせと認識されることもあります。
この問題は結構色んな番組や、作品に見られますね…


演出も、行き過ぎるとただの過剰表現になるので

時と場合を使い分けていくのがベストなのでしょうね…「難しい」


番組でのやらせが発覚した時、

その弁明として「あくまでも演出」である事が強調される場合があります

 

「これをすると逆に痛々しく見えてしまう場合があるのが怖いですね・・・」


ニュース番組においては、有名人の発言のうち、

放送局の主義主張に沿わない部分をカットして短くまとめたり


音声のみで映像のない収録素材を、過去の別の映像と組み合わせて使用することで

放送局が伝えたい内容を強化して解りやすくする場合もあります。

 

ぶっちゃけ、生放送じゃない限りは

ほとんどの場合、色んなフィルタにかけて、本当に世に出しても大丈夫か・・・

と、選別してゆき、最終的に大丈夫になったものを公の場に出す感じになります。

 

 

そのフィルタがザルだったり、納期がキンキン過ぎたりすると、たまに事故ってしまうんですね。
 

 

ほかにもかなり色んな要因が絡みついていますが、それはまた別の機会に・・・

 

 


アニメ「それに属する映像媒体」』での演出とは


各話ごとに「演出」と単独で表示される人は、

絵コンテを元に各セクションに演技や仕上がりのイメージ等を指示する仕事になります。

 


この仕事の事を『演出処理』と呼び、

絵コンテは本来その話数を担当する演出家が執筆するものでありましたが

分業化が進んだ現在ではコンテと演出が別れる場合も多いです。


演出は上がってきたレイアウト、原画をチェックし、

狙い通りであれば作画監督に回し、

狙い通りでなければ修正を施したりリテイクを出します。

 

 

他には・・・

 

・監督の補佐

・アフレコ・ダビング・編集の立ち会い

・美術や色彩設計

・撮影との打ち合せ

・完成したカットのリテイク処理

・予告映像の作成

 

なども行う場合が多いです。

 

 

制作進行やアニメーターとしてキャリアを積んだ人が演出になる場合が多いですが、

美術・仕上げ・撮影、といった異業種からなる場合も少なくないです。


特に近年はデジタル化によって比重の強まった撮影やCG出身者が目立つ傾向にあります。


 

担当者の個性が発揮される職務のひとつで、

作画同様、このセクションで作品の良し悪しが決まる場合も多いです。

 


処理演出』に関しては、役職名としてもありますが、

仕事の進め方、考え方にも当てはめる場合があり

 


上記の通り、絵コンテを元に各セクションに演技や仕上がりのイメージ等を指示する・・・

とありますが、同じ作業でもやり様が様々でして、大きく2つの例を挙げてみますと

 

 

絵コンテに忠実に、完璧に!!このアニメの完成形は絵コンテにあり!

 

②絵コンテのニュアンス、最低限の表現は守る!だが!!そこからどうかっこよく見せるか、

  同じパンチでももっとカッコよく見せれるはずだ!! 多少の変更は仕方ない!!

「仕方なくないですが、良いものであれば通る場合もあります」

 

 

と、同じ演出でも全然変わってくるんですね、


まあ、監督が絵コンテ書いてたり、絵コンテマンが絵コンテ書いてたり、演出自身が絵コンテ書いてたり、他も色んなパターンがありますが、


最終的には、監督、スポンサーのOKが出なければどうにもならないので、

十人十色なやり方があるんだなぁ~ぐらいで考えてもらえれば幸いです。

 

 

なので、同じアニメ、同じ話数、同じシーンでも演出によって全然違うモノに化けます

 

 

ここで、さっき言ってた仕事の進め方、考え方での処理演出って何さ・・・?
 

はい。

 

「絵コンテに忠実」に重きを置いている演出さんの事を、
処理演出、と呼ぶ人もいます「僕は嫌いです」

 

「演出なのにもっと凝ればいいのに」

「もっと自分のインスピレーションを捻り出して作品をより良くすれば良いのに」
「やる気がそもそも無いのか?」

「上がってきたモノを最低限のクオリティで処理しているだけじゃないか」

 

 

と、言われる事もあります…

 

が!!

これもれっきとした演出なんです、「個人にもよりますが」

それがその人の演出なので、絵コンテよりかっこよく、自分の個性を出してもっとより良く…

それだけが演出じゃありません

 

台本があり、それに沿って進め、絵コンテに忠実に仕上げる事がその人の演出なのに
あいつはやる気が無い・・・


みたいなニュアンスで「処理演出」と呼ぶのは本当に悲しいですね・・・


どうしてもアニメ等の創作物で飯を食う世界では「仕事を処理する」というニュアンスが、

手抜き、やる気無し、と捉えられがちなのかもしれませんね・・・

 

でもまあ…


ぶっちゃけてしまうと、どの世界でもそうですが、

実績を出しさえすればその人のそれが正解なので、基本的に結果論なんですけどね・・・「笑」

 

 

だから、絵コンテにも忠実じゃなく、クオリティが低かったり、仕事の態度が酷い人等に

皮肉で言う場合が多いと思われます。「これも駄目なんですが」

 

 

それでも、まじめにやってる人にも火の粉が飛んで来る言い方なので、

言うなとまでは行きませんが、

時と場合と、言う相手を考えて使ったほうが良いかもしれません。

 

 

 

とどのつまり、アニメも、演劇も、テレビ番組も
団体競技なので、持ちつ持たれつ調和の世界になってきます。

 

たまに「俺の言うことだけ聞いとけば最高の作品になる!!
と言っている人がいますが、

そういう人は一握りの化け物か、井の中の蛙かのどちらかに大体収まります

 

 

これも実績の有無、結果論に帰結する事が多いですが、

 

仕事のやり方や、進行中のカリスマ性?等で

「俺はあんたについていくぜ!!」となる場合もたまにあります「本当にたまにです」

 

 

たまに、猛者の友達は猛者・・・と言った様に巨大な戦力がまた、巨大な戦力を呼んですごい事になる場合もありますが、それはそれで制作進行面や、納期の面でフィーバーする事が多く見られるので一長一短ですね。

 

 

 

全セクション、全関係者がそのチーム、その作品の為だけを思って行動すれば良い物が出来る


に収まると思います。

 

「いや、理想論だろそれww」

 

と思われると思います、その通りです、

未だそれを完全に実行できた作品、チームは無いに等しいでしょう。

 

ですが、今世界で評価されている作品、チームは既にそこに向かっている人達です、
出来るか出来ないかじゃなくてやってる」人達なんですね。

 

理想論だ云々言ってる間にもその人たちは着実にそこに向かって言っています。
それに気付いて「いつやるか」が大事なんだと思います。「今でしょ」

 

 

でもそれが、チームで1人でも、半数でも、9割でも駄目なのが、難しいところですね・・・「笑」

 

チームがそういう流れになってきて、同じ考えの人が増えてくると、

中途半端な人は勝手に消えていくものです。


大企業になってくると難しいでしょうが・・・
それでも、やってるところはやってますね「だから大企業になったんだと思います」

 


少し話はそれましたが、演出の概要は、まあこんな感じだと思います「笑」
演出は仕事柄、各セクションと関わる事がかなり多いので、チームとして作業する事に大して他セクションより敏感になる傾向があるのかもしれません「僕個人の主観です」


一作業者、個人作業ではなく、チームとして、作品のために作業していけば、

より良いものが創作できると僕は信じております。

 

 

 

各セクションが主人公、目指せオールS

 

 


次回は 【演出「技術編」】 を解説・・・

 

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