サイコダイブという、心理解析によって選出される自分だけの武器で戦う3Dアクションゲーム「Last Standard」。
「今日も一日ゲーム作り」では、現在制作中の本作品の開発状況について、毎日更新で皆さまにお伝えします。
本日の報告はこちら!
・武器デザインの新画像公開
前回の報告では、足音の効果音をキャラクターの状態やその時々の状況に合わせて細かく変化させるプログラムを紹介しました。
これにより、ゲーム内で発生する音を現実のそれに一歩近づけることができました。
プログラマーや音響担当によると、まだまだ改良の余地はあるということで、現在も色々と試行錯誤中だとか。
最終的にどんな風になるのか、楽しみですね。
さて、それでは今回の報告にまいりましょう。今回の報告は・・・
武器デザインの新画像公開
デザイン担当からの報告です。武器デザインについて、新しい画像が届きました!
前回紹介した時は、金属のマテリアルの実験ということで機関銃のデザインを紹介しましたが、さて今回はどのような武器がくるのか。
あの機関銃の続報なのか、それとも全く別の武器なのか・・・
とにかく早速画像を確認しましょう。
提出された画像は、現在作成中である剣のデザインの一部となります。
剣の鍔に金色の装飾が施された剣・・・戦闘向けの無粋な剣とは違い、宝剣のような印象があります。
しかしただ綺麗なだけの宝剣でもありません。鍔の装飾となる金のマテリアルは、見て分かるように若干黒ずんでいます。
飾られるだけの剣にはない、戦いを繰り返してきた歴戦の汚れを表現しているのでしょう!
おそらくただ綺麗で格好いい剣は、簡単にできるのでしょう。ただ、そこに戦闘を経た独特の雰囲気を出すのが難しいのです。
ゲームにおいて、ただ綺麗で格好いい剣というのは、少し作り物めいた感じが出る場合がしばしばあります。
さりとて、ただ汚すのでは、せっかく格好いい剣のデザインが台無しになってしまう・・・
そこのバランスを上手く調整すことで、綺麗さを残しつつも、戦いの歴史を残すことで、武器に荘厳さを出すことができます。
しかしそのバランス調整はかなり困難を極めます。
今回提出された画像、ワタクシ的には素晴らしい出来だと感じたのですが、デザイン担当的にはまだ納得はいっていないようです。
いやはや・・・技術者には、素人には分からないこだわりがあるようですね。
しかし、この先を想像できないワタクシ素人は違って、先の見えている担当者にはぜひそこまでいって欲しいですね!
そうすればきっと、誰もが感嘆する素晴らしい武器が完成することでしょう!
とはいえ、鍔の装飾についてはもちろんなのですが、ワタクシ的には他にも注目してしまう部分があります。
ちなみに、刀身の部分はマテリアルを別に作成しているとのことです。
今は鍔のマテリアルと比較して分かりやすいようにしているみたいですが、この鍔を見ていると、刀身のマテリアルにも期待ができますね。
おそらくそれも出来次第ここで紹介できると思いますので、続報を楽しみにしていましょう。
さて、今回の報告は以上となります。
今回は武器についての進展が見られました。SubstancePainterによってマテリアルをかなり細かく表現できるようになって、武器の雰囲気が一変しましたね。
担当者はまだまだ研究中とのことですが、毎日着々とその実力が上がっているであろうことは素人目でもはっきりわかります。
この調子でガンガン作り込んで欲しいですね!
完成を楽しみにしていましょう。
それでは今日も一日ゲーム作り!
八代空でした。ではでは~