サイコダイブという、心理解析によって選出される自分だけの武器で戦う3Dアクションゲーム「Last Standard」。
「今日も一日ゲーム作り」では、現在制作中の本作品の開発状況について、毎日更新で皆さまにお伝えします。
本日の報告はこちら!
・新しい武器モデルの完成!(ヤスデ)
前回の報告では、新たな試みとして「変身システム」が導入されたことを発表しました。
上半身が裸で、下は黒いパンツとブーツだけのおじさんが、見事にクールな黒戦士に変身!
エフェクトによる演出とモーションがうまい具合に噛み合っていました。
まだ試作段階だということですが、おそらく正式に導入するだろうということで、これからは紹介した変身以外にも、様々な種類の変身を制作していくとのこと。
今後はこのブログでも、様々な変身が見られそうです!
さて、それでは今日もどのような進展があったのか、報告していくとしましょう。
新しい武器モデルの完成!(ヤスデ)
ということで、今回の報告はデザイン担当から。なにやらまた、新しい武器モデルが完成したのだそう。
しかし今回はそのサブタイトルに不穏な影が・・・
()の中身の三文字。ワタクシが知っているこの世で最も嫌悪しているかもしれないそれと同一の意味を持つのならば、今回の報告はワタクシにとってかつてない程の試練となることでしょう。
ヤスデ、その響きだけで鳥肌がぶわっと立ちます。
どうか、アレではありませんように・・・と切実に願いながらも、ワタクシは届いた画像を開いてみます。
・・・あぁ、これはヤバイやつだ。
いや、分かっていたことなんだけども! それでも本当は間違いなんだって、そういう展開でもよかったじゃない!
というか、これが武器? 戦うためのものではないどころか、もはや生物ですよ!
しかし何度聞いたところで、これは武器のモデルということで間違いないそうです。
ワタクシ、虫の中でも特にこういう脚が何本もある系はダメなんです。
不幸中の幸いといえば、これが画像であり、その脚が動いていないということでしょう。
ウネウネといくつもの脚が動いている様は、想像するだけで・・・
驚きなのが、ワタクシ以外のスタッフ全員、何を血迷ったかこのヤスデが可愛いと言い出すのです。
まぁ、確かに頭は丸っこいし、脚は短いのですが、ワタクシはその脚の数を見ただけでもうギブアップ。
しかしながら、そう思わせる程のモデルの出来栄えに、ワタクシは感嘆せざるを得ませんでした。
変にデフォルトせず、リアルにすることで、その不気味さを全面に出しています。
LastStandardの武器の中には、暗いイメージの武器も沢山あるので、そう考えればこの武器はまさにその暗さというのを表現しています。
ところでこのヤスデ、どうやって戦うのかというと・・・
無数のヤスデを放ち、敵に喰わせる――ということではなく、どうやら身体に纏うヤスデをムチのように攻撃するそうです。
まだモーションの詳細が決定していないので、断言はできないのですが・・・
とはいえ、生きたムチみたいな風に考えると、ヤスデというのは何とも役に合った生物だと思えてきました。
時には音速すらも超える、ヤスデムチ・・・あれ、少し格好良いかも。
モーション担当のことだから、きっと全身を使った激しい動作を合わせてくるだろうし、そう考えるとスタイリッシュな感じを出しつつも、ダークさも相まっていい味が出そう。
うん、ヤスデ、良い!
これは、モーションやエフェクトを合わせる時が俄然楽しみになってきましたよ!
ということで、今回の報告はこれまでとなります。
再び新しいモデルが完成したということで、何だか自然と作業ペースも上がり、良い風が吹いている気がします。
この調子で、ガンガン進めていきたいですね!
それでは、明日も一日ゲーム作り!
八代空でした。ではでは~